期待値という考え方

スロットを2年近くやってきて期待値という考え方について再考してみます。

 

天井という必ず、そこで当たる回転数がある機種には期待値があるというふうに捉えることができます。

 

なぜなら、あと1000円入れたら当たるというのを繰り返していれば必ず勝てるからです。

 

そこで平均してどのくらいのゲーム数から打ち始めれば勝てるのかというのを初当たり確率から計算して期待値がプラスのところから打てば良いという試行の繰り返しです。

 

そこに客層やライバルの有無といったホール環境や自分の資金を中心に考えて稼働をしていくというのが期待値という考え方に基づいたスロットで稼ぐ方法の全てです。

 

よく考えてみるとスロット匂いて期待値を追う過程で考えなければいけないのが時間です。

 

いくら期待値がある台に座れたとしても数時間もかけて待っていたのでは時給に換算したら大して稼げていないということにもなります。

 

この気づきをさらに発展させるとスロットで稼ぐことができてなんのためになるのかということです。

 

一ヶ月でどのくらいの時間をスロットに費やすのか考えた時に犠牲になる時間というのは稼げる金額に比例して増えていきます。

 

もっと言えば、稼げる金額あるいはスロットにかける時間に反比例して日常生活における自由な時間は削られていきます。

 

そう考えると有限な自分自身の時間をスロットで稼げる期待値よりも大きな期待値を無駄にしているのではないかと考えてしまいます。

 

閉店チェックやら歩き回って台を探す時間をもっと有意義に使うこともできたのではないかと。

 

それを2年間やってきて思います。

 

 

もし、図書館で色々なことを勉強することに時間をかけていたら。

 

もし、海外に旅行していたら。

 

もし、色々な人に出会い、交流していたら。

 

 

そう考えると自分の人生を振り返った時に後悔することはないのか。

 

もちろんスロットで稼いだお金で旅行したり、いろんなものを買い、いろんなことを経験することができました。

 

しかし、それらはお金で買えるものであり、誰でもできることです。

 

自分の人生を豊かにするためには自分にしかない、自分にとっての大事で興味があることにもっと時間をかけて挑戦したり、楽しんだりすることに意味があるのではないかと思います。

 

時間というものが有限であり、自分ができることは限られているという自覚を持って日々、物事に取り組んでいく大切さを実感したように思います。